国連大学の使命と目的は、国連大学憲章に定められていますが、特に下記の基本姿勢が掲げられています。
国連大学は、「ネットワークのネットワーク」と称され、その中核は、東京の大学本部および世界中に設置されている13の国連大学研究・研修センターです。
国連大学は、「国連とその加盟国が関心を寄せる、緊急な対応を必要とする地球規模の諸問題に学際的な解決法を見出す」ために、基礎および応用研究と目標を定めた洞察的な政策研究を行っています。
国連大学(UNU-ISP)は、国連大学本部(東京都・渋谷区)に新たに「国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)」を設立しました。
国連大学では、創設時より大学院レベルの研修活動を各種展開してきましたが、そうした過去の実績に基づき、2009年12月21日の国連総会において、国連大学憲章を改正したうえで、学位授与機能を備えた本格的な大学院プログラムを設置することを正式に決定しました。
学際的なカリキュラムにより、地球規模課題と問題解決へのアプローチを学ぶ 「国...
国連大学が昨年9 月にスタートさせた「大学院サステイナビリティと平和研究科」(UNU-ISP 大学院)。 世界各国から84 名の応募があった中、難関を突破して5 名の学生が第一期生として入学しました。まもなく1 年目の課程を修了するソチアット・ペンさん(カンボジア出身)とプラディ・タパさん(ネパール出身)に学生生活の様子や印象をうかがいました。
今夏、早稲田大学キャリアセンターからの派遣により、国連大学協力会でインターンシップを行ったのが同大政治経済学部3年生の岡村美慧さん。研修の一環として国連大学サステイナビリティと平和研究科博士課程に在籍するガーナ出身のヤウ・アジェマン・ボアフォさんにインタビューしてもらいました(構成:JFUNU)。
今年の夏期期間中、早稲田大学キャリアセンターからの派遣により、国連大学協力会でインターンシップを行ったのが同大基幹理工学部2年生の石原みやびさん。研修の一環として国連大学サステイナビリティと平和研究科に在学するケニア出身のアレキサンダー・インボさんにインタビューしてもらいました。
二村まどかさんは、国連大学の学術研究官として平和や安全保障の問題をテーマに、研究・教育やさまざまなプロジェクトの企画・運営に取り組んでいます。その活動についてお話をうかがいました。
国連大学「サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)」でも、「持続可能な開発と生態系保全を可能とする総合的なアプローチ」を重要な研究テーマとして、多彩な活動を展開しています。
国連大学シニア・アカデミック・プログラムオフィサーであるベセリン・ポポフスキーさんにインタビュー。ポポフスキーさんは大学院運営や学生指導の中心的立場にあります。
『国連大学国際講座』(UNU International Courses:略称IC)は、理論と実践の両面から見識を深め、実践的な能力を備えた人材の育成を目指しています。
「初めて日本に来て何より印象に残ったことは、ひとことでいえば質(quality)の高さ」。アフリカ南東部の国マラウイ共和国から今回参加したのがパトリック・ムサさん。
「彼らの圧倒的なハングリー精神や問題意識の高さに接しているうちに、外国の文化や国際交流に関心が湧き、課外活動としていろいろな国際交流プロジェクトやイベントを学内で企画するようになりました。」
国連大学グローバル・セミナーは、大学生、大学院生(留学生も含む)と若い社会人を対象として、国連が取り組む地球規模の諸問題について認識と理解を深めるためのセミナーです。
メディアスタジオは、2003年の開設以来、主に開発途上国の人材育成のためのオンライン教材や、環境問題、平和と紛争をテーマにしたドキュメンタリーフィルムを数多く手がけ、『英知への歳月』でもプロデューサーを務めました。
国連大学(UNU)が展開する研究プログラムのひとつ、「環境と持続可能な開発プログラム」(Environmentand Sustainable Development Programme:ESD)では、人間の活動が自然環境や天然資源に及ぼす影響について多角的に研究を進めながら、人と自然の共生を実現するよりよい開発のあり方を提言しています。
国連大学(UNU)では1994 年、世界で初めて「ゼロエミッション」という考え方を提唱しました。ゼロエミッションとは、人間の活動から発生する排出物を限りなくゼロにすることを目指しながら最大限の資源活用を図り、持続可能な経済活動や生産活動を展開する理念と手法です。
国連大学本部2階にあるUNUライブラリーは、研究情報センターとして、国連大学職員、研究者、UNUが主催する国際講座参加者等に参考図書・研究書・雑誌・統計、そして多種電子情報を提供しています。こうした情報・資料の宝庫ともいえるUNUライブラリーの利用方法について、室長の松木麻弥子さんにお話を伺いました。