アルゼンチンの傑作文学「ホルヘ・ルイス・ボルヘス」朗読会
マリア・コダマによるボルヘス朗読とディスカッションを5月10日に開催します。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges、1899年8月24日 - 1986年6月14日)は、アルゼンチン ブエノスアイレス生まれの小説家、詩人。代表作に『伝奇集』『幻獣辞典』などがあり、「エルサレム賞」「セルバンテス賞」等を受賞しています。
ノーベル文学賞候補にもたびたび挙げられた作家です。 国連大学では、アルゼンチン共和国大使館との共催で、故ボルヘス氏の妻でマリア・コダマ氏(ホルヘ・ルイス・ボルヘス国際財団理事長)によるボルヘス作品のパブリック・リーディングを開催します。
ボルヘスの著書から数作品を選んでコダマ氏が朗読した後、引き続きディスカッションを行います。またディスカッション終了後、ご来場の皆様にアルゼンチンワインをお楽しみいただきます。
- 日時
- 5月10日(月) 18:00?19:30
- 場所
- 国連大学本部1F ロビー
- 主催
- 国連大学、アルゼンチン共和国大使館
- 協力
- 米州開発銀行
- 参加費
- 無料
- 言語
- 日本語・スペイン語 (英訳なし)
- 申込み先
- オンライン申込み
マリア・コダマ略歴
アルゼンチンを代表する作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの妻でありコラボレーターであったマリア・コダマは、「ホルヘ・ルイス・ボルヘス国際財団」の理事長を務める。コダマ氏はブエノスアイレス国立大学において哲学学位を取得。ボルヘス氏とのコラボレーションにより翻訳を手がけた作品は、アイスランド語からスペイン語に翻訳された2作品:「Brief Anthology of Anglo-Saxon」、「Gylfi's Hallucination」およびAngel Sibeliusや清少納言の作品が代表される。また、とりわけ絵本作家Horacio Quirogaの作品及びAlberto Girriの詩、源氏物語、三島由紀夫著「豊饒の海」の研究を行う。
コダマ氏は、ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国、中南米、インド、アルゼンチンにおいて多くの講演会を行う。また、多くの財団や協会からの受賞経験をもつ。
※国連大学には駐車場はありませんのでご了承下さい。