国連大学・横浜国立大学・国連大学協力会 共催シンポジウム

2011年3月11日に発生した東日本大震災では、巨大津波災害によって、沿岸の多くの都市・地域、施設が甚大な被害を受けました。

持続可能性とリスクマネジメント ?地球環境・防災を融合したアプローチ?

生物多様性喪失による生態系の機能の低下は、こうした地震災害や気候変動にともない顕在化している極端な気象などに対する脆弱性をもたらし、被災するリスクが高まるなど、地球環境問題の深刻化と災害リスクの増大が強く関連しています。この重要課題の解決に向けて、本シンポジウムでは、地球環境問題が深刻化する中で、「環境・防災をトータルに考えたこれからの持続可能なリスクマネジメント」を「テーマ」として取り上げます。

 リスクの高まりをふまえ、これまでのリスクを抑え込む考え方から、ある程度許容し、共存する考え方へとパラダイムをシフトするとともに、人口減少・超高齢化、グローバル経済の進展もふまえ、生態系が持っている多機能性や回復力を活かすリスクマネジメントの方向性と課題について考えます。

本シンポジウムでは、基調講演、特別講演で基本的な考え方を明らかにした上で、生態系の荒廃が進む中で200年に一度の大地震が予測されている「神奈川流域圏の具体例」を取り上げて、その実態と最新の先駆的取り組みを報告し、さらに海外のサテライト大学とも結んで、議論を深める予定です。

日時
11月12日(木)  13:00-18:30
場所
横浜国立大学教育文化ホール大集会室 
定員
350名
詳細及び申込み先
本イベントの詳細および申込先はこちらをご覧ください。

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