公開講座 「岐路に立つグローバリゼーション:連帯か戦争か」

2月24日(木)、国連大学公開講座「岐路に立つグローバリゼーション:連帯か戦争か」を開催します。スピーカーには国連事務総長特別顧問フィリップ・ドゥスト=ブラジ氏をお迎えします。

革新的資金調達:ミレニアム開発目標を達成するための新しい政治経済構想

国連は、HIVの母子感染を減らすために、特にフィリップ・ドゥスト=ブラジ氏
Photo:Guillaume Paumier / Wikimedia Commons, CC-by-sa-3.0.
小児用に改良された適切な抗レトロウィルス(ARV)治療を妊婦が受けられるようにして、国連ミレニアム開発目標(MDGs)を達成しようとしています。

この講演では、革新的資金調達がその実現にいかに貢献できるかを取り上げます。また、開発のための革新的資金調達のさまざまなメカニズムについても詳述される予定です。

世界的な金融危機の影響が顕著になり、政府開発援助(ODA)のような従来の開発資金調達方法は、厳しい圧力にさらされています。そんな中で、国連事務総長も言及しているように、このような新しい資金調達の必要性は大きく、今後さらに強化拡大していくことが求めらています。

日時
2月24日(木)  16:00-17:30
場所
国際連合大学
主催
国連大学、国際医薬品ファシリティ(UNUTAID)
協賛
在日フランス大使館
スピーカー
フィリップ・ドゥスト=ブラジ博士(国連事務総長特別顧問)
コメンテーター
片岡貞治教授(早稲田大学国際戦略研究所所長)
言語
日英仏同時通訳
申込み先
オンライン登録でお申込みください。

 

フィリップ・ドゥスト=ブラジ氏について

フィリップ・ドゥスト=ブラジ博士は革新的開発資金調達に関する国連事務総長特別顧問で、国際医薬品購入ファシリティ(UNITAD:世界の最も脆弱な人々の間のエイズ、結核、マラリアと闘うため、国連の援助で設置された世界的な医療パートナーシップ)の理事会議長も務めています。

ミレニアム開発目標を達成するための革新的資金調達メカニズムに関するパリ会議では、開発資金調達のための連帯税に関するレベルのリーディング・グループを設置しました。

また医療制度のための革新的国際金融取引に関するハイレベル・タスクフォースの特別顧問も務めています。母国フランスでは過去に厚生大臣、文化大臣、連帯・厚生・家族大臣、外務大臣など閣僚を歴任。政府の役職に就く以前は、臨床心臓病医で、仏トゥールーズ大学公衆衛生学部の教授職にありました。

 

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